「どうせやるなら、何事も楽しみながら!」
これが私の人生哲学です。
もちろん勉強においても、です。
子どもたちの多くは、今現在、「勉強 = 嫌なこと、しんどいこと」という意識に囚われ
てしまっていると思います。
つまり勉強とは子どもたちにとっての苦難や逆境となっています。
けど大人になって社会に出れば、勉強のそれとは比べ物にならない本物の苦難や逆境
に襲われることもあるでしょう。
起こった出来事を、どう捉え どう乗り越えていくかが運命を決める鍵となります。
苦難や逆境をチャンスと捉えそこに希望を見出し楽しむことさえできる人は、どんなこと
が起きても運命を切り開いていくでしょう。
勉強を楽しむ思考を育てることは、人生を強くしなやかに生き抜く思考を育てることです。
世の中には「楽しいこと」と「楽しくないこと」の二つの出来事があるのではありません。
目の前の出来事を「楽しむ人」と「そうでない人」がの二種類の人間がいるだけです。
どんなことに対しても前向きに楽しみながら歩んでいける、子どもたちにはそんな姿勢を
身につけさせたいと考えています。
人間は楽しいこと、興味のあること、好きなことの方が圧倒的にのみこみが速くなります。
これは脳科学の研究でも立証されていますし、私たちの経験からも言えることです。
つまり、嫌々勉強するよりも、楽しみながら勉強をしたほうが非常に効率的で、結果的に
短い時間で学習を進めていくことができるのです。
時間は有限です。どんな人にも1日に使える時間は24時間しかありません。
だからこそ勉強が楽しいと思える指導によって子供たちの勉強時間を圧縮し、スポーツや
友達との関わりなど勉強以外のたくさんの大切なことに費やせる時間を創りたいと考えて
います。