前回 の続き。
生徒の中には「最近、進路のことが不安で少し落ち着かない」というような子もいたりします。
ということで今回は子どもたちの進路に対する不安についての考えや対処について書いてみたいと思います。
不安は消せない
さて、結論から言うと実は現時点で不安を消すことは出来ません。
ここでいう不安とは進路のことですよね。
志望校に合格できなかったらどうしよう、とか。
この不安が消えるのは実際に受験が終わって合否の結果が出たときだけです。
だからそれまではこの不安が消えることはありません。
不安があるから頑張ることができる
どんなことでもバランスというものが大切です。
不安も同じ。
不安が大きすぎるのもダメですが、不安が全くないのもダメなものです。
人間は不安に思う気持ちがあるからこそ、その不安を解消するための努力をすることができるし、そんな不安に負けない自分へと成長していくことができるのだと思います。
つまり不安とは前に進むために、成長するために必要なもの。
そう考えれば「不安がある」という状態を深刻に考える必要はなくなりますよね。
不安とは、生きている限り常に付きまとうもの、大切なのはそんな不安とどう上手く付き合っていくか、ということです。
必要以上に不安を大きくしない
進路の不安、などのように不確定な未来に対する不安と言うのは、生きている限り、未来がある限り、そしてその未来を知りえない限り、必ず存在し消すことは出来ません。
どれだけ心配したところで未来が確定するまでは消えないのだから、それまでは気楽にその不安と付き合っていきましょう。
先ほど、不安とは荷物と同じようなもの、と言いましたよね。
旅行に行くとき、荷物のなかに必要なものが足りなければ旅先で困りますよね。だからといって何でもかんでも詰め込み過ぎれば重くなって大変です。
なので必要以上に不安を大きくしないことが大事です。
ということで、次回は「不安を軽くする方法」について書いてみたいと思います(^^)
コメントをお書きください