先週、子どもに読書習慣を身につけさせる方法について書きました。
その1. 親が本を好きになろう
その2. 本棚と本を買おう
その3. 読書タイムを作ろう
この3つの共通点から見えてくる、教育において最もたいせつなことについて今日は書きたいと思います。
上にあげた3つ。
これらは「本を読まない子ども」を「本を読むことが好きな子ども」に変えることが目的なわけですが、どの方法も「子ども自身」を変えようとしてない、ということがお分かりになりますでしょうか。
一つ目は「親の行動」を変え、二つ目は「家の環境」を変え、三つ目は「家のルール」を変える内容になっています。
なぜか?
それは「他人を変えることはできない」という現実があるからです。
人が自由に変えることができるのは「自分」だけ。
そして他人に対してできるのは「影響をあたえること」だけです。
つまり、子どもに対して、
「本をたくさん読むようになってほしい」なら、
「子どもが本を読みたくなるような影響を与えられるように自分や自分の行動を変える」しかないんですね。
私が考える、教育において最もたいせつなこと、とは、
「相手を変えようとする」
のではなく、
「相手が変わりたいと思えるよう、自分自身が変わっていく」
ことなのだと思います。
子どもに対して、「~しなさい」という指示・命令を一切せずに、いかにして子どもの行動を変えさせるか。
そんなことに知恵と力を注ぎ、楽しみながら子の教育に取り組んでみて下さいね(^^)
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