前回 の続き。
たくさんの読書によって培われる、勉強の土台になる力、が「読む力」です。
勉強ができるようになるためには、この「読む力」がとても重要になってきます。
なぜか?
答は簡単です。
どんな教科であれ、問題も、解説も、すべて日本語で書かれていて、問題を解くにも、分からないところを理解するためにも、まずはそれらを読まなければ始まらないからです。
例えば、勉強のできない子、というのは、とにかく「読む」ことをしないし、できません。
「先生、この問題わからん~」と言う子のほとんどはロクに問題を読みもしないまま質問をしてきます。
そして半分くらいの子は問題をちゃんと読ませるだけで解けたりすることも多いです。
また、間違えたときにちゃんと解説を読もうとしないので、同じような問題の繰り返しなのにいつまでたっても解けるようにならないのですが、これも解説をちゃんと読ませるだけで大半の生徒が解けるようになっていきます。
つまり勉強が苦手というようなお子様でも、「読む力」さえあれば大抵の問題はクリアできるはずなんです。
勉強とは、
1. インプット(読む、聴く)
2. 考える、理解する
3. アウトプット(書く、答える)
の繰り返しです。
1. ができずにつまづいていては、当然 2. や 3. に進めるはずがありません。
だから「読む力」というのは勉強をするうえでとても大切になってきます。
そして「読む力」を育てるのに最も有効なのが読書です。
お子様が「勉強ができる子」へと成長して欲しいと願うなら、なにはなくとも読書の習慣が身につくような環境作りに力を注ぐこと。
読書によって勉強の土台となる読む力が身についていれば、あとはやる気の分だけ学力は伸びていきますよ(^^)
コメントをお書きください