今日で学年末テストのテスト対策カリキュラムは全て終了。
約1週間という短い期間で、全ての生徒が20~25時間もの時間をテスト勉強に費やしてくれました!
とても印象に残ったのは、テスト勉強を全てやり終えて帰るときの生徒たちの顔でした。
勉強をしている間は、しんどい、、、辛い、、、といった表情をのぞかせながら、けれど途中で諦めたりせず最後まで頑張り抜いたからでしょう。
テスト勉強をやり終えたあとは全員が「やりきった」っていう本当にいい笑顔をみせてくれました。
その笑顔を見たとき、生徒たちにはテストの成績なんてものよりずっと大切な経験を積ませてあげることができたと感じました。
それは、
「しんどいこと、辛いこと、嫌なことから逃げずに、こんなにも頑張ることができるんだ!」
という実感です。
このことは、子どもたちの自信となり大きな力となっていきます。
ただし気をつけないといけないのはテストの結果が返ってきたときです。
自分の頑張りに比べて成績が良くなかったり、そのことで親に怒られたりすると、
「あれだけ頑張っても無駄なんだ」「頑張っても結局怒られるんだ」
と心を閉ざし頑張ることを無意味なことと捉えるようになってしまいます。
ですので、テストの成績だけに囚われずに、子どもの頑張りをちゃんと認め、また次のテストのときも同じように頑張り抜くことができるような言葉をかけて、「頑張る力」を育ててあげて欲しいと思います。
「頑張る力」がちゃんと身につけば成績はあとから勝手についてくるのですから。
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