定期テストの結果を見て親は子どもにどのような声掛けをすればよいのか?
大切なのは 「子どもの頑張りを認め、褒めてあげること」 です。
怒ったり、責めるようなことは言わずに、「次のテストはもう少し頑張ってみよう」という気持ちにさせてあげるのが大切だという話を前回のブログで書きました。
とは言え、「そうは言っても、毎回20点とか30点しか取って来ないのに、いったい何を褒めればいいんですか?(怒)」と思わず声を上げたくなる親御さんも多いと思います。
ですので今回はケース別に褒めるポイントをいくつか考えてみたいと思います。
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ケース①:前回より点数が下がった場合
この場合、まずは平均点が前回と今回とでどのように変化しているかを確認してみて下さい。
そして子どもの下げ幅より、平均点の下げ幅が大きければそこが褒めポイントです。
例えば平均点が20点も下がっているテストで、子どもの成績が10点しか下がってなければ実質10点UPと言うこともできますよね。
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ケース②:平均点よりも低い場合
平均よりも低い点を取るということはおそらく普段からそれほど勉強なんてしてないと思います。
それを逆手にとって褒めポイントにしましょう。
「あんまり勉強してないと思ってたけど○○なりに頑張ってたんやね」といった感じでしょうか。
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ケース③:ま、まさかの 0点だった場合
とりあえず笑い飛ばしてあげてください(^^)
で、答案用紙を見て「全部×やけどメッチャ答え書いてるやん」とテスト範囲の学習内容が全く分かっていない状況のなかで、それでもなんとか問題を解こうと頑張った点を褒めポイントにして下さい。
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ケース④:その他の場合
最後はその他、というか、成績にかかわらずちゃんと問題の中身を見て褒めポイントを探したい場合ですね。
え!問題の中身なんて分からない?
いやいや、分からなくても大丈夫ですよ。子どもにどの問題が難しかったかを聞いて、その中で正解しているところを褒めればOKです。実際に難しいかどうかは関係無くて、子どもが難しいと感じた問題を正解していたなら「すごいね」って言えますからね。
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いくつか例をあげてみましたが、子どもがどんな点数を取ったとしても褒めようと思えばいくらでも褒めることは出来るものです。
テストの結果がどれだけ悪かったとしても、点数なんて所詮はただの数字だと笑い飛ばしてあげましょう。
そして「どこを褒めてあげようか」とたくさん知恵を絞ってあげて欲しいと思います。
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