今日は塾の年賀状を作っていたのですが、年賀状のデザインをいろいろと見ていると
結構「A happy new year」と書かれているものを見かけました。
私も子どもの頃は何の疑いもなくこのフレーズを使っていましたね。
実はこれは間違いで、新年のあいさつには不定冠詞の「a」を付けずに「Happy new year」
と言うのが正しい表現です。
「Happy birthday」や「Good morning」に「a」を付けないのと同じで、挨拶として
使う場合は「Happy new year」にも不定冠詞の「a」は付けません。
新年のあいさつで「A happy new year」と言うのは、日本語で「楽しい新年」と言う
ようなものですので注意しましょうね。
ちなみに「新年おめでとう」という挨拶ではなく「良いお年を」という意味合いの
文章のなかでは不定冠詞の「a」を付けたりします。
・クリスマスでよく使われるフレーズ
「Merry Christmas and a happy new year」(メリークリスマス、そしてよいお年を)
・年が明ける前に使われるフレーズ
「I wish you a happy new year」(あなたにとってよい年になりますように)
色々調べてみると上のクリスマスのあいさつから、「A happy new year」が単独で
新年の挨拶として使えるのだと誤解した、という説が有力なようです。
今日はもう29日なので、もう手遅れかもしれませんが年賀状を作る時は間違った
表現で新年のあいさつを書かないように気を付けてくださいね。
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